試合開始早々は大宮のペースだったが、京都が中盤でボールが拾えるようになり徐々にゲームを支配した。しかし前半終了間際の一瞬の気のゆるみから、大宮に得点を許してしまう。そして後半も完全に京都ペースで、アレモンがPKを取ったかと思われるシーンもあった。しかし何度もゴール前に迫るもチャンスを決められずに試合終了のホイッスルが虚しく響く。公式戦初出場のGK橋田は、最初は緊張で表情も動きも堅かったようにみえたが、大きなミスもなく上出来だったと言えよう。試合終了間際のFKでは攻撃参加しヘディングシュートを試みたが、松田と被ってしまった。
失点場面でDFが見送り咄嗟に飛び出せなかったが、「平井なら飛び出していた」と言ってしまうのは少々酷か。
シュート数が大宮の7本に対して京都は20本。ゲームを支配していても最後の決定力の差が結果の差になったと言える。平井が出なかった、パウリーニョが怪我をしたから、だから負けたと言ってるようではあきませんな。
天皇杯は過去に一度優勝したから、今年はJ1昇格だけでいいですわ。な~んつって。