ヴォーカルに“最高の三代目”
木村カエラを迎えた
サディスティック・ミカ・バンド(SADISTIC MIKAELA BAND)の17年ぶりのオリジナルフルアルバム「NARKISSOS」が10/25にリリースされた。
オリジナル新作10曲とBonus trackとして「タイムマシンにおねがい-2006 Version-」の計11曲を収録。初回盤には「タイムマシンにおねがい-2006 Version-」と「Big-Bang, Bang(愛的相対性理論)」のPVを収録したDVD付き。
オリジナルメンバーの4人は、日本を代表する優れたミュージシャンであり、それぞれ優れたソングライターでもあることがこのアルバムでよーく解る。
1曲目の「Big-Bang, Bang(愛的相対性理論)」は、“「タイムマシンにおねがい」のアンサーソングもにみたいな”と加藤和彦が言うようなミカバンドらしい曲といえる。
2曲目「Sadistic Twist」は、作詞の奥田民生・木村カエラのとぼけた詩が楽しく、4曲目「Last Season」は、
高橋幸宏らしい世界をテクノっぽくない味付けで処理しているのが心地よい。
5曲目「King fall」は、小原礼のブルージーなヴォーカルがいいし、6曲目「Sockernos」は、直ぐに
高中正義だと解るらしいギターが聴ける。そして11曲目「タイムマシンにおねがい-2006 Version-」は、CMでも流れたし説明不要ですね。カエラのヴォーカルが生きてます。
映画が作られるらしいけど、是非ともライブが観たいです。