この9試合6勝3分けと、好調を維持しているヴィッセル神戸。今節は過去二度の対戦で負けているザスパ草津です。しかも三浦淳宏とエメルソン・トーメが出場しないので、実はかなり心配してました。しかし、神戸は朴康造のラッキーなゴールで先制する。今日は左ウイングで先発したカンジョが右足でGKとFWの間に入れたクロスを相手DFがクリアミスし、ボールはそのままゴールネットに吸い込まれたのだ。しかし、その2分後の25分に同点に追いつかれてしまう。勝てる試合を勝ちきれない、悪い時の神戸が顔を出す。その後も好機に決めきれず、後半に入り69分になんと逆転されてしまうのだ。ここまで23試合に出場し、未だに無得点のFW茂木に代えて投入したFW近藤が仕事をする。失点直後の71分、ピッチを縦横無尽に駆け回るDH田中英雄が相手選手二人を引きつけて右サイドを突破、少し中に入ったカンジョにパスを出す。カンジョが中央に居る近藤に丁寧なパスを出し、グラウンダーのシュートで同点ゴールが生まれた。その後も完全に神戸ペースなのだが、なかなか決めきれない。ロスタイムに突入した直後に、CKからCBの河本がヘッドで決勝ゴールをようやく決めた。
朴康造1ゴール1アシストの活躍で神戸は3位に浮上した。