QUEEN + PAUL RODGERS の 「the cosmos rocks」が発売されてもうすぐ一ヶ月になる。
賛否両論の本作だが、「QUEEN」の新譜とみるか、「Queen + Paul Rodgers」の作品とみるかで評価が分かれているのだろう。他界したフレディ・マーキュリーと引退したジョン・ディーコン。
4人のオリジナルメンバーうち2人も居ないのであれは、このバンドをQUEENと呼べない。
残りのブライアン・メイとロジャー・テイラーにポール・ロジャースを加えた3人はやはりQUEENではない。「QUEEN + PAUL RODGERS」なのだ。
収録曲にはもちろんQUEENのテイストも感じられるが、全体的にボーカルのポールの圧倒的な存在感が支配している印象が強い。
しかしこのアルバムが素晴らしい作品であるということは、紛れもない事実である。